現在480社余りの日本企業が州都デュッセルドルフを中心に進出し、子会社、支店、代理店を設立しています。ヨーロッパ大陸のどこを探しても、NRW州ほど多くの日本企業が進出しているところはなく、在住日本人はおよそ9000人にも上ります。この長きにわたる進出の歴史によって、日本の居住者にとり暮らし易い生活インフラが整備されているのもNRW州の強みです。例えば、1964年の日本クラブ創立を始めに、1966年には日本商工会議所、そして1971年には日本人学校、1976年初の日本人幼稚園というように次々と整備され、80年代の終わりまでに、商社やメーカーに加え、銀行、保険、運輸、広告代理店をはじめ、小売店、医師、日本レストランなどのサービス業が根を下ろしました。
この長きにわたる伝統に培われたNRW州と日本の信頼関係を示すイベントが、1983年と1993年に開催された「日本週間」、「ドイツにおける日本年1999/2000」、そして2002年以来、毎年デュッセルドルフで開催される「日本デー」です。「日本デー」は、良き伝統から吹き始めた日本とNRW州の新たな風を感じることが出来るイベントです。
NRW州の貿易総額3548億ユーロ(2007年度)のうち、日本との貿易額は92億ユーロ(2007年)を占め、日本もNRW州にとって重要な貿易相手国となっています。
NRW州は1808億ユーロの輸入額を記録するドイツ最大の輸入地域です。NRW州のドイツ全体の輸入額に占める割合は23.3%です。2007年、ドイツの日本からの輸入額は241億ユーロに上りました。そのうち、25%以上(29.9%)はNRW州へ向けられたものでした。NRW州では日本からの輸入は増え続け、1997年以降、61億ユーロから75億ユーロまでに増加しています。
NRW州は日本から主に自動車・自動車部品(24.1%)、通信技術・ラジオ・テレビ・電子部品(19.2%)、化学製品(14.2%)、機械(10.3%)および発電装置・配電装置などを輸入しています。
ドイツの輸出品の18%は「メイド・イン・NRW」です。
2007年のNRW州からの対日輸出は17億ユーロに上りました。これは、同年のドイツの対日輸出総額の12.7%となります。
NRW州から日本へは主に化学製品(36.1%)、機械(20.6%)、発電装置・配電装置等(11.7%)、鉄鋼製品・非鉄金属・非鉄製品(6.3%)および医療・測定・コントロール・制御機器・光学製品・時計(5%)が輸出されています。