
ハイテク拠点としてNRW州は世界トップクラスにあります。ヨーロッパでも最も発展した研究ネットワークが形成されていることで知られています。NRW州には68の大学、14のフラウンホーファー研究所、12のマックスプランク研究所および10の「ライプニッツ学術連合」研究所、3つのヘルムホルツ・センター(ユーリッヒ研究センター、ドイツ航空宇宙センター、国立神経性疾患センター)、欧州先端領域研究センター(caesar)、14の州立研究機関、50近くに及ぶテクノロジーセンター・起業家センター、30のテクノロジー移転機関が存在しています。NRW州に拠点を構える企業にとっては、抜群の研究・開発環境が整っているといえます。
ユーリッヒ研究所は4400人を雇用するヨーロッパ有数の研究センターです。主要研究テーマは、エネルギ−、環境、ライフサイエンス、インフォマティクスです。
ケルンにあるドイツ航空宇宙センター(DLR)はドイツの航空宇宙技術・開発を担当する拠点であり、アメリカ航空宇宙局(NASA)および欧州宇宙機関(ESA)のプログラムに参画し、大きな役割を果たしています。
応用研究を主に行っているフラウンホーファー研究所はNRW州に14の研究所を置いています。主な研究分野はマイクロエレクトロニクス、ロジスティクス、レーザー技術、環境技術、生産技術、データ処理、情報技術です。
NRW州の12のマックスプランク研究所は、主要テーマとして、生物無機化学、鉄および石炭研究、公共財の調査、社会研究、数学、分子生理学、神経医学研究、電波天文学、血管生物学、品種改良の研究に取り組んでいます。
「ライプニッツ学術連合」はドイツ国内の84の研究機関・研究サービス機関から構成される連合組織です。所属機関は皆、学術上、法律上、経済上、独立しています。NRW州には84のうち10の研究機関・研究サービス機関があります。研究テーマは地域経済・経済学、社会学、自然科学、工学、環境科学など広範囲に及んでいます。
この他、連邦政府から助成されている研究機関が14あります。さらにNRW州の大学にはドイツ研究振興協会が助成する57の特別研究領域が設置されています。
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NRW州ではほぼ50に及ぶテクノロジー・インキュベーションセンターが革新的なスタートアップビジネス、スピンオフ、ハイテク企業設立の支援を行っています。これらテクノロジー・インキュベーションセンターには1840社 を超える企業が入居し、約1万2400 人が従事しています。テクノロジー・インキュベーションセンターでは若い企業にセミナー室、実験・作業場、電話交換室、共同事務局などのビジネスに必要なインフラを提供しています。
マーケット進出のためには産学連携の緊密なネットワークは欠かせません。大学に設置されている30の技術移転機関が研究者の起業、見本市出展、また特許申請に関する支援を行っています。
テクノロジー・インキュベーションセンターでは、新しい入居者に対して特別サービス、イノベーション活動の取りまとめ、技術ノーハウに関するアドバイス、企業運営に関するコンサルティング、ビジネスに必要なインフラ、大学・研究機関へのコンタクト、実験室・事務所・生産活動のスペース、また市場へのアクセスや魅力的なビジネス環境を提供し、相乗効果を生み出しています。