
デュッセルドルフ地域は州都デュッセルドルフとメットマン郡を含み、総面積は624㎢です。人口は約110万人を数え、人口密度は3,990人/㎢となっています。
産業構造の転換の後、デュッセルドルフ地域はドイツでも有数の投資拠点に発展しました。今、様々な経済分野で約50万人が就業しています。世界的企業であるマッキンゼー社、E.ON社、ヘンケル社、ボーダフォン社、三菱商事などがデュッセルドルフ地域に進出していることは、この地域の経済的潜在能力を反映しています。経済の牽引役を担っているのが、この地域の強みであるサービス産業と研究開発分野です。
デュッセルドルフ市はドイツ屈指の通信・メディア集積地です。それを如実に示すのが、旧港から再生された近代的なオフィス街、デュッセルドルフメディア港です。一方メットマン郡は、ARTES Biotechnology社やバイエルクロップサイエンス社などの進出企業に示されるように、バイオ・遺伝子技術関連企業の集積地となっています。
さらにデュッセルドルフ地域は大学や研究機関が多いことも特徴としています。ハインリッヒ・ハイネ大学、デュッセルドルフ専門大学、およびマックスプランク鉄鋼研究所を始め、多数の研究機関が地域の学術研究の中核を成しています。
また見本市拠点であるデュッセルドルフはドイツで売上高の上位3拠点に数えられ、メディカ医療技術専門見本市などを始め、国際トップ見本市を開催しています。
このような地域経済の発展を大きく支えてきたのはライン川流域に位置するという恵まれた立地条件でした。デュッセルドルフ地域には連邦水路を中心にインフラが発達し、デュッセルドルフ空港、ケルン・ボン空港、アウトバーンA3、A46、A57へのアクセスが良いことも立地拠点のメリットになっています。
また文化的にもデュッセルドルフ地域は魅力的な所です。個性溢れる芸術・文化は世界に知れ渡り、NRW州立美術館や芸術宮殿美術館を始めとする美術館では、ドイツでも有数の現代芸術の収集が行われています。さらにデュッセルドルフ地域にはドイツで最も有名な場所の一つがあります。それはネアンデルタールです。メットマン郡にあるネアンデルタール美術館では人間の進化の歴史が展示されています。